こども学科
こども学科最終学年の保育士課程の実習指導がキックオフとなりました。
5月中旬から実習派遣となる児童福祉施設等実習、8月下旬から実習派遣となる保育実習Ⅱに向けての準備がいよいよ本格化します。
卒業学年は保育士課程の実習に加え、幼稚園教諭課程の教育実習(3週間)、就職活動と目まぐるしい1年となります。
「健康」に留意して1年を駆け抜けましょう!
実習運営委員長:清水将之


淑徳祭・11月14日(日)10:30~11:30までの間、2年生によります
「実習報告会」(オンライン開催) を開催します。
保育実習Ⅰ:児童福祉施設等実習、教育実習(3週間)、保育実習Ⅱの実習報告を行います。
当日の時間にYouTubeライブで視聴することができます。→ https://youtu.be/ZcHMSHDT-oA学生の学びの一端をご視聴いただけましたら幸いです。実習運営委員会:清水 将之
こんにちは。こども学科の清水です。少し前になりますが、 保育実習Ⅰ:児童福祉施設等の代替演習のコンテンツを受け取りに 埼玉県比企郡毛呂山町に所在する「社会福祉法人 埼玉医療福祉会 光の家療育センター」に出向いて参りましたので報告します。
光の家療育センターは埼玉医科大学と医療と福祉連携を行う、 医療型障がい児入所施設を中心とした総合施設です。また、本学の 保育実習Ⅰ:児童福祉施設等ならびに保育実習Ⅲの実習先でもあり ます。本年度(2020年度)の保育実習Ⅰ:児童福祉施設等は 新型コロナウイルス感染症により代替演習となりました。
代替演習とはいえ、実際の実習での学習に近づけるため、実習 施設で実際に実習生の実習指導や利用者様の援助を行いながら 実習生の指導をいただいている保育士や支援員の先生方にご出演 いただき、医療型障がい児入所施設での実習について解説をして いただけることとなりました。
コンテンツには本学の卒業生である松村 恵先生、本多彩乃先生 からも実習の実態(活動支援、生活支援)や現在の業務内容(担当寮、 担当利用者の状況など)についてもご出演いただきお話をいただいて おります。
代替演習のコンテンツの作成にあたっては、本務ではあるお仕事に 加え、新型コロナウイルス感染症対策の激務の中、特に療育課長の 関口初枝先生に多大なるご協力をいただきました。また、木下理恵先生、 浅田いづみ先生にもご出演いただき大変お世話になりました。 改めて御礼申し上げます。
*今年度の2年生の保育実習Ⅰ:児童福祉施設等の実習は代替演習 となりました。これは、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止する ため、本学の学生はもとより、各施設を利用する利用者様や施設職員、 また利用者様や施設職員のご家族等関係各位の皆様のご健康とご安全を 確保するため、指定保育士養成施設として代替演習に切り替えること を本学として判断いたしました。
文責:実習運営委員会 清水 将之
2020年11月15日(日)11:45~12:15に こども学科 実習報告会 を開催します。今年の報告会はライブ配信で実施します(一部、事前収録コンテンツあり)。保育実習Ⅱならびに教育実習Ⅱの報告を2名の学生が行います。
ぜひご覧ください。また、同日開催のオープン・キャンパスにおいても こども学科 学科説明内でライブ配信を視聴することができます。ぜひご視聴ください!
実習指導1担当:清水将之
みなさんこんにちは。子どもの福祉に関わる科目を担当しています、佐藤まゆみです。
本学は9月7日から後期の授業が開講となり、一部は対面授業も実施されていることから、学生たちと直接会って話す機会ができました。授業での学びのこと、実習のこと、就職活動のこと、それ以外の悩みや楽しい話も、たくさん聞かれます。保育者を目指している同じ目標のある人同士が話し・話され、聞き・聞かれることは、とても豊かな時間であることを改めて感じています。
私が担当した総合演習Ⅱ(以下、ゼミとします)の学生は、卒業論文に取り組みました。それぞれ自分が調べたいテーマを選んで、論文の書き方を学びました。ゼミのメンバーがどんなテーマに取り組んでいるかを共有していると、それぞれの関心が異なり、その着眼点が面白いことに気づかされます。
今年度は外部での調査が難しいため、コツコツと文献研究で執筆を進めました。論文の書き方を学ぶと、データや事実と自分の考えを分けて書くことができるようになるだけでなく、文章の書き方、表現も含めて洗練されていきます。はじめは、「書き言葉と話し言葉が混ざっている」「自分の意見と人の意見がわけられない」といったことからスタートしますが、慣れてくると新しいデータをしっかりと集めて、まとめ、それを根拠に自分の意見を展開することができるようになり、学生自身も自分の変化、成長に気づいていきます。
子どもを含め人間の福祉に関わるテーマを選ぶと、「ただ一つの答え」がない中で、様々なことを考えなければなりません。自分なりの卒業論文テーマの目的を的確に捉えて、筋道立てて、必要なことと不必要なこと、タイミングを峻別することの積み重ねをしていきます。とても創造的な作業ですので、しんどい思いをするときもあったと思いますが、教員とのやりとりをじっくりと重ね、ゼミでの他の進捗を知ることで、着実に前に進んでいきました。
子どもの福祉や教育に携わる専門職にとって、「あきらめずに考えること」はとても重要です。こども学科の総合演習Ⅱ(ゼミ)では、そうした考える力の土台を養っているともいえます。学生時代にじっくりと考える時間やその楽しさを、学生と教員で共有しましょう。
※使用している写真は、昨年の授業時のものです。現在行っている対面授業では、コロナ対策として密を避けて着席しています。