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2013/11/18

第50回 淑徳祭(つきかげ祭)

第50回 淑徳祭(つきかげ祭)を開催しました!

秋晴れの好天に恵まれ、11月16日・17日の2日間、淑徳祭(つきかげ祭)を開催させて戴きました。近隣の方々や地域参加の皆さまのおかげをおもちまして、無事終了することが出来ました。ありがとうございます。

司会進行役の藤田先生です

近々に当日などの様子を画像にてご紹介させて戴きますが、今回は、プログラムにもありました、本学卒業生の工藤真弓さんによる、特別講演をピックアップしてご紹介いたします。工藤さんは、1994年淑徳短期大学社会福祉学科を卒業され、その後東京八王子市のデイサービスセンターにて勤務。3年後、地元(宮城県南三陸町)にもどり、家職である神職(上山八幡宮)となられました。そして、2011年3月11日、東日本大震災にて被災。津波により、ご実家は住むことが出来なくなってしまいました。避難所で書かれた紙芝居が「つなみのえほん」として発刊されました。後世に、この経験や、亡くなられた方々の思いや生かされているという思いで、描かれた優しい絵が紙芝居となりました。今回の特別講演では、絵本の発刊となった、紙芝居の原画にて、紙芝居をご披露戴きました。

情報社会により、私たちは、その時起こったことや状況を、わずかな時間差で映像や音声で知ることが出来ます。もちろん、遠く離れた東京においても、多くの方々が帰宅難民になり、計画停電などで不自由な思いを経験された方も多いと思います。被災地における、私たちが経験のしえない状況や、全てを失ってしまった状況などを、鮮明にお話し戴き、語り部としての一面をご披露戴きました。

この絵本は、工藤さんご一家のお話です。しいて言うなれば、ドキュメンタリーなのです。ご家族の絆や、お子さんの一言ひとことに励まされ、考えさせられ、頑張られている様子が伺えます。

紙芝居を行う工藤さん

講演では、紙芝居の他に、後日談や避難所のことなど、ご家族のことなど様々なことをお話戴きました。現在は、宮城大学地域連携センター 復興まちづくり推進員、志津川地区まちづくり協議会などで、神職の傍ら、復興とまちづくりに関わるお仕事をされています。

淑徳短期大学では、2011年夏、震災後半年余り過ぎた頃に、淑徳大学とともに、宮城県石巻市に「パネルシアター・キャラバン」を送り出しています。(今年で4回目となりました)
淑徳大学では、震災直後から、宮城県石巻市雄勝町に震災ボランティアを派遣しています。当時、石巻市立雄勝中学校の校長であった岩佐氏(淑徳大学卒業生)の要請もあり、交流を持つことが出来ました。現在も復興支援やボランティア活動の拠点として活動を行っています。
宮城県在住の淑徳大学卒業生、淑徳短期大学業生、この二人によって、今回の特別講演が実現したと言っても過言ではありません。大変御縁が深いと感じており、「淑徳の絆」は繋がっていると実感した瞬間でもあります。工藤さんは、絵本の発行後、全国各地で後世へ伝えるべく、講演や紙芝居の依頼を受けになっており、お忙しい毎日をお過ごしになっています。そんな中、母校をお尋ね戴き、講演を頂いたことに大変感謝致しております。
是非、工藤さんの「つなみのえほん ~ぼくのふるさと」を、ご覧戴きたいと思います。
また、多くの方々が、講演をお聞き下さり、有難うございました。この場をお借りし御礼申し上げます。