介護福祉コース 2018年度
2年間の淑徳短大生活も、もうすぐ終わり......
みんなとお別れする日がくるなんて、考えてなかった!
楽しいことも、辛いことも、みんなと一緒なら乗り越えられた!
大好きなみんな!! 絶対にぜったいにわすれないよ!!
介護学生1年生は第2段階実習へと進みました!!
おめでとうございます!!
淑短介護福祉コースでは、学生のみなさん方の実習が、充実した実り多いものになるよう、指導を丁寧に行っています。まずは、実習中に巡回して指導していく先生方との打ち合わせの時間をつくっています!
1人の先生は、学生2~4名を担当しますので、とってもゆっくり、みなさん方の心配なこと、悩みに寄り添いながら準備を進めていくことができます。
とっても安心でしょ!!
介護実習記録の書き方は、たくさんの介護学生のみなさんの悩みの種だと思います!
こっそり、書き方の秘訣をお教えいたします。
まずは、日々録の「自己の目標」のポイント!!
①何について行いたいのか、②どのように行いたいのか、③何のために行いたいのかを書くようにすると、上手に書けます!!
たとえば、ダメな目標の例:1.食事介助を行う。
2.コミュニケーションをとる。
3.排泄介助を学ぶ。
このような形ではなく、たとえば、
1.食事摂取量が増えるように、介助のタイミングや声かけを工夫しながら食事介助を行う(学ぶ)。
1.誤嚥予防のために、利用者様の嚥下を確認しながら食事介助を行う。
2.利用者様の思いを知るため、表情やしぐさにも注意しながらコミュニケーションをとる。
3.羞恥心に配慮したオムツ交換ができるようになるため留意点を学ぶ。
3.利用者様の自立支援を考えながら残存機能を活かした排泄介助の方法を学ぶ。などなどです。
さあ!!みなさん、頑張ってみましょうね。
介護学生2年生の「私の介護観」の報告会には、介護福祉コースの教員と実習巡回指導をしてくださっている梶原先生と鈴木先生も来てくださいました。
発表が終わったあとの講評で、藤澤先生からは「胸を張って『私は介護福祉士です』と言える人になって欲しいと、私は入学時にいつもお話ししていますが、何人ものみなさんが、そのことを目標にして2年間頑張ってくださいましたことを、とても嬉しく思います。自分を高められるのは自分だけです。これからも、介護福祉士としての誇りを持ち続けて、利用者さまの幸せのために寄り添い続けてくださいね」とお話しされました。
梶原先生からは、「『あなたに出会えてよかった』と利用者さまに言っていただいた方が何人もいらっしゃいました。それはみなさん方が心を込めて実習していたからだと思います。気持ちが伝わるって、とっても素敵なことですね」「みなさんはこれから働き出しますが、『自分自身を大切にすること』もお願いします。利用者さまの心身を守るためには、自分の心身も守ることが大切です。自分が健康でないと利用者様を守ることはできません」
本校介護福祉コースの卒業生であります鈴木先生は、後輩たちにこう呼びかけました。「私も今日のみなさん方のように、「私の介護観」を発表しています。ですから、みなさんの発表を聞きながら自分の学生時代のこと、卒業してからの自分の歩んできた道を思い出していました。」「みなさん方に一つ言いたいことは、『もう、わかった』と思った時、この仕事をやめなさいということです。介護の仕事は無限大です。いつまでも問い続ける姿勢を忘れないでくださいね」
とてもこころに残る、素晴らしいコメントばかりで、学生のこころにも刻み込まれたことでしょう。
介護学生2年生の最後の課題である「私の介護観」の報告会が行われました。
2年間の学びを、2年間の自分自身の振り返りを、しっかり行うことができていました。
素晴らしかったのは、さまざまな実習体験から「なぜだろう?」と自分なりに考察し、前向きに一生懸命に努力している点です。
授業の中でさまざまな介護の概念は学ぶけれど、実際の介護現場で自分の頭で考え、自分で感じることが大切です。
2年生のみなさんは、悩みながらもしっかりと考えながら実習を行っていました。「利用者主体ってなんだろう?」「寄り添うってどういうことだろう?」「当たり前の生活ってどういうことだろう?」「利用者さまのしあわせのために、私に何ができるだろう?」
そして、利用者さま方の心に寄り添い、一緒に胸を痛ませ、寂しさを感じ、悔しさを感じ、また喜びや楽しい気持ちを感じ、利用者さまの思いを知ろうと努力していました。そして、それを感じる自分自身の気持ちにも気づくことができていました。人間として大きく成長したと感じました。
先輩の「私の介護観」の発表会には1年生も参加していましたが、「利用者さまはこんな気持ちだったんだ」「すごく勉強になりました」と感動して聴いていました。
介護の2年生のみなさん!これからも前進あるのみです。専門職としてこれからも成長し続けていってくださいね。
介護福祉士国家試験が間近になりました。
学生のみなさんは、どきどきしていることと思います。
淑徳大学短期大学部では、介護学生のみなさんが自分の実力を十分に発揮してこれるように、
千葉 龍澤山 大巌寺(関東十八檀林である浄土宗の寺院)龍澤山で、合格祈願をしていただきました。
介護福祉士国家試験に合格できるよう、学業が成就されますよう、護摩焚祈願をしていただいたお守りを学生一人ひとりにお渡ししました。
さらに、護摩焚祈願を行っていただいた護摩札(祈願札)は、学生のロッカーのある場所に
飾り、毎日、護摩札を見ながら頑張ってきました。
さあ! みんな、自分の力を信じて! 淑徳で学んだ2年間を信じて、
しっかり頑張ってきてね!!
「淑徳」も「しゅくとくま」もみんなで、全力で応援しています!!