介護福祉コース 2018年度
介護学生2年生は、1年間の基礎学習を無事に終え、いよいよ「在宅介護実習」がスタートします。その学習に先駆け、大起エンゼルヘルプの訪問事業部・訪問介護担当部長であります石鍋かおり先生に、「在宅介護の実際」というテーマでご講義をいただきました。
ご講義の内容は、「在宅介護でどんなことをするの?」「ノーマライゼーションやエンパワーメントといった援助者が持つべきキーワード」「在宅介護の目的・役割」といった基礎的知識から、「アセスメントの重要性」「見守り・付き添い・介助の違い」「利用者様の現存機能の活用の仕方」「介護保険で規定されている行為や医療的行為」「リスク管理」「利用者様に対する姿勢やマナー」などなどについて、幅広く、奥深くご教授いただきました。
ご講義の中で、「利用者様の力を活かす」「これからの状況を予測する」プロの力の凄さに、学生も引き込まれていきました。利用者様が少しでも長く豊かな生活を送れるよう、一緒に人生を見届けていくという熱い、強い思いが伝わってくる素晴らしいお話ばかりでした。石鍋先生ありがとうございました。
5月27日(日曜日)は淑徳大学短期大学部 第2回オープンキャンパスがあります!
高齢者の方や障がいを持っていらっしゃる方の介護(ケア)に興味のある方は、みなさん、おいで下さい!!
介護福祉コースのオープンキャンパスは、淑徳大学短期大学部の3号館で行われます。
今回の「コース説明」の特徴は、みなさんの心配なこと、特に①「『介護実習』について、詳しくお教えいたします!」
②「介護コースに入学すると『取得できる資格』について、詳しくお教えしちゃいます!」
そして、体験授業では「アロマ・ハンドマッサージ」を行います。私たちは毎日の生活の中で、さまざまな緊張やストレスにさらされています。介護(ケア)の対象者も、思うようにいろいろなことができなくなったり、不安や寂しい気持ちになり「こころ」が疲れてきます。
生き生きと自分らしさを取り戻すためには、まずはその緊張を取り除くことが必要になります。リラックスしてこころがほんわかあたたかくなると、明日への活力も湧いてきます。介護の領域でもアロマの力をちょっと借りて、利用者様が元気になるお手伝いをしていくことも多いです。
オープンキャンパスでは、まず自分自身のからだの声に耳を傾け、自分の緊張を解きほぐしていきます!
さらに、他の人をケアしていきます。他者へのケアは、不思議なことに自分のこころを満たすことにつながっていきます。
さあ、介護コースのオープンキャンパスに来て、本来の自分を取り戻しましょう!
介護の仕事は、利用者さまの「生活」を支える、とても大切な仕事です。自分らしく、楽しみながら毎日を過ごせるよう、さまざまな工夫をしていきます。
その時その時の「季節感」を感じられる取り組みも多いです。「こどもの日」端午の節句は、みなさま、どのように祝いましたか?
端午の節句は、生まれてきた子どもたちが無事に成長していくことを願う親の愛の表現です。兜を飾るのは「どうか、事故や病気から大切な子どもを守ってくれますように」という願いが込められています。
また、子どもの日に空を泳ぐ「鯉のぼり」は、非常に生命力の強い鯉が、どんな急流も乗り越え天に登って龍になる(登竜門)ように、子どもたちがたくましく成長し、立派な人になりますようにという願いが込められています。
これは円山応挙の「鯉魚図」と「鯉図」です。急流を登る鯉の様はものすごい迫力です。皆さんにもぜひ本物を見ていただきたいです! 2枚目の絵は、春になり鯉が氷を割ってジャンプして、外の世界に飛び出しているところです。
季節ごとに、みんなの幸せを願う心が日本人の心にはあふれています。
さあ、介護にも取り入れていきましょう!
今年の5月の連休は4/28(土)~5/6(日)までと、8日間のビックな連休になりました(#^^#)
学生のみなさん方はどのように過ごしましたか? 大自然の中でリフレッシュしたり...
日本文化にのんびり触れたり...
美術館で人間性を深めたり...
疲れたら、くちべにソファで一休みして、美味しいアイスを食べたり...
みんなの幸せを願って、四つ葉のクローバーを探したり...
さあ、また介護の勉強がんばろう!!
介護学生2年生が企画やお菓子の準備をして、新1年生の歓迎会を開きました!ビンゴゲームや委員会紹介、不安に感じていることQ&Aコーナーなどを行いました。
これは委員会紹介をしているところです。紹介されたのは、知的障害をもった方々と運動したり食事したりと楽しい思い出(お花見、バーベキュー、クリスマスなど)をつくれるサークル「ひまわりの種」と、手話サークル「しゅわしゅわ」です。手話サークルでは見事な「手話」でサークル紹介を行い、手話でコミュニケーションを行う楽しさ・喜びが伝わってきました。
すぐに打ち解けてしまう人もいれば、おとなしいタイプの人もいてさまざまでした。さまざまでいいと思います♥ 介護援助を行う際にも、明るくすぐに打ち解けていくことも必要ですし、おとなしくてゆっくり利用者さまの話を聞くことも必要です。また、リーダーシップをとってみんなをぐいぐい引っ張っていく人も必要ですし、縁の下の力持ちとしてみんなを優しくあたたかく支えていく人も必要です。
学生さん一人ひとりが自分の良いところにたくさん気づき、そこをどんどん高めていけるといいなと考えています。また、苦手な部分も少しづつでいいので克服していけるよう、私たちは手助けをしていきたいと思っています。