介護福祉コース 2019年度
新2年生のみなさま! 進級おめでとうございます。
①4月から、みなさんがたは「先輩」になります。
新入生の後輩のみなさんに、先輩として指導やサポートをよろしくお願い致します。みなさん方は去年通ってきた道なので、誰よりも新入生の悩みや困っていることに寄り添って考えることが出来ます。相談にのってあげてくださいね!
②「履修登録」の期限は、4月8日です。
「卒業に必要な科目」「介護福祉士資格に必要な科目」をきちんととっているか、各自、確認しましょう。
もしも、不合格科目がある場合は、「再履修届」を4月8日までに、学生支援センターに提出しなければなりません。各自、確認しましょうね。
③今年は、「介護福祉士 国家試験受験」の年です。
1年生の時の科目で、充分に理解できていないと思うものについては、しっかり復習を行ってください!
介護の勉強は積み重ね方式です。1年生の時の学修の上に、2年生の学修が積み重なっていきます。
苦手な科目を克服する「グット・チャンス」です! 自分とのたたかいです。しっかりね!!
学生でいられるのは、あと1年間だけ。1日1日を大切にしていきましょう!
新入生のみなさま、そして新2年生のみなさま
新型コロナウイルス拡大を防ぐため、4月からの学校での学修開始時期が変更になりましたね。
3月25日の新聞では、「世界の感染者数が累計で40万人を超え」たことを伝え、感染拡大に歯止めがかかっていない状況です。「死者数は世界で1万8千人を超え、イタリアが最多で7千人」です。過度な不安だけを感じるのではなく、健康管理を徹底していき対処法を身につけていましょう。私たちの仕事はそれを行う仕事です。うわさに惑わされず、落ち着いて、自分で考える習慣をつけていきましょう。
学校に登校しなくても、4月からは淑徳大学短期大学部 介護福祉コースの学生として、学修の準備をしてください。
健康管理が、4月からの学修の準備の1つです。
登校スタートしても、自分の体調が整っていないと、みんなと一緒の学修は開始できません。
4つのことをお願い致します。
1.人混みを避けること。(不特定多数の大勢の人が集まるところを避ける。)
2.毎日、検温と体調観察を行う。(みなさんは、他者のケアを行う援助者になります。自分の体調観察ができなければ、到底、他者の観察はできません。毎日、行うことで、習慣づけられていきます。観察する項目は、体温、咳嗽、全身倦怠感、呼吸困難、咽頭痛、頭痛、鼻汁・鼻閉などですが、腹痛やその他の症状も感じてみてください。)
3.マスク・手洗い・手指のアルコール消毒・うがいの励行(「咳エチケット」は普段から大切なことですよね。今は、いろいろな場所に手指用アルコール消毒液が設置されています。私たちは普段、いろいろなところに無意識に触っていますので、見かけたら使用するようにしてください。外出から帰ったら、うがい、手洗いは普段から大切なことです。)
4.規則正しい生活、バランスの良い食事、睡眠時間の確保
明るい笑顔で、授業開始できるよう、しっかり頑張っていてください!
最後のお別れの日に、学生のみなさんから、あたたかいメッセージが、各教員に!! そして、写真集も!!
いつのまにこんなにすてきなものを準備したの?!とびっくりしました。一人ひとりの心のこもったもので感激しました。本当にありがとうございました。
新型コロナウイルス予防のために、教室に15人づつ分かれて、30分程度の学位記授与の会となりました。
外に出て、本当に少しの時間で15分間くらいでしたが、短い時間だからこそ、「笑顔」で密度の濃いお別れの時間を過ごしました。新型コロナウイルス拡大を防ぐために、通常の卒業式ができなくて、本当にごめんなさい。でも、人の生命を、人の生活を守る仕事に就くみなさんなら、そういう悲しいさびしい思いも、明るく乗り越えていく力をもっていますね。
明日のために笑顔で! 付けているマスクも写真の時だけは取り、笑顔を残しました。
介護の基礎はしっかり身についています。これから大きくはばたき、たくさんの方々へ幸せを、愛を、笑顔を届けてくださいね!!
卒業、おめでとうございます。
みなさんは、4月から高齢の方、障がいのある方の住む施設、あるいはご自宅で働いていきます。新型コロナウイルスだけでなく、さまざまな感染症やさまざまな病気や障がいを抱えて苦しんでいらっしゃる方々とともに一緒に歩く道を選びました。どのような状況においても、こころに笑顔を忘れずに、強い気持ちで立ち向かっていって下さいね。いつまでも、みなさん方の頑張りを応援しています。
令和元年度 淑徳大学短期大学部 健康福祉学科介護福祉コース 学位記授与は、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、学内で、しかも15名づつ分かれて、教室に集まり、短時間で行いました。
こじんまりしているけど、あったかい、ハートウォーミングな最後のお別れをしました。
2年間の、お互いの頑張りをたたえ合い、笑顔・笑顔・笑顔でした!!
帰る時、外で、別れを惜しむように、思い思いに、それぞれで写真を撮りました。
新型コロナウイルスの感染を防止するために、介護現場ではとても早い時期から、各施設・各事業所でさまざまな取り組みをしていました。
医療現場、介護現場、福祉現場は、どのような事態が起きようとも、業務を放棄できない現場です。そういう時こそ、冷静に判断し、まわりへの配慮や優しく思いやりをもった姿勢を失わずに行動することが求められる、とても尊い仕事といえます。
事態の収拾に向けて最善を尽くしながら、人々の日々の生活を継続させるため、どうしたらいいかを考え続けていきます。介護の手をやめたら、私たちの介護を必要としている多くの人たちの生活は誰が守っていくのでしょうか。
介護の仕事は、人間の生活にとって、なくてはならない大切な仕事であることを強く感じます。
感染症対策として、基本ベースには「免疫力を高める」があります。同じ環境下でも感染者と非感染者が出ます。自分自身の「自然治癒力を高める」ことは、日常的にも、とても大切なことです。
免疫力を上げるためには、充分な睡眠が大切です! では、しゅくとくまくんで説明してみましょう。
私たちの身体は、睡眠中に免疫システムが作動し、感染症予防にも感染症撃退ともなる「抗体」や「サイトカイン」を産生しています。十分な睡眠をとらないとこれらを十分に産生できずに、感染症を撃退する抵抗力は低下してしまいます。
私たちの身体は、細菌やウイルスに感染すると、それらを身体内で分解し、それが引き金となってサイトカイン(インターフェロン・インターロイキンなど)を放出しています。
サイトカインは白血球や神経細胞から放出され、免疫力を増強し生体防御反応を誘発するだけでなく、「発熱」と「睡眠(ノンレム睡眠)」も引き起こします。
つまり、病気になると、身体は早く回復しようと働き出し、睡眠を引き起こしているんです。
睡眠は、生体防御反応の一部ですね。
そしてその後の研究によって、平常時の睡眠中も「サイトカイン」が生産されていることがわかり、感染予防に睡眠は多大な影響を及ぼしていることがわかっています。さらに、睡眠不足では病原菌を殺す「ナチュラルキラー細胞」が減少してしまうこともわかっているので、睡眠はとっても大切です。
動物は具合が悪くなると、すぐ「寝ます」。私たち人間も、自分の「からだの声」に耳を澄まして、あまり無理をしないことが大切ですね。
睡眠は、生体の細胞レベルでの「修復」を行う成長ホルモンの分泌を促したり、生体防御機能の増強を行ったり、生命維持に大きく影響を及ぼしています。