介護福祉コース 2019年度
介護学生は真っ暗な会場の中を、自分自分の思いを込めた「ともしび」を手にして、入場してきます。
介護宣誓式の当日は会場に120名ほどが集まり、淑徳大学短期大学部 健康福祉学科介護福祉コースの宣誓式をお祝いしてくださいました。
たくさんのご家族のみなさま、ご来賓のみなさま、介護実習や就職でお世話になっております施設のみなさま、そして大学の授業でお世話になっております非常勤の先生方や短大の先生方・職員の方々、そして地域のみなさまやオレンジカフェでお世話になりましたみなさま、2年生の先輩や卒業生のみなさまにおいでいただきました。
本当にありがたいことだと感謝致しております。たくさんの方々に見守られ、支えられている中での学修を行うことができ、淑短の介護学生は本当に幸せだと感じております。ありがとうございます。
今年のパンフレットの一部を紹介しちゃいます。
「誓いの詞」の場面です。
「介護」という他者を支援するケアの仕事は、相手の願いに、相手の思いに、相手の感覚に寄り添い、知りたいという心からはじまります。
つまり、相手の状態や状況、感じていることに、「シンクロ」させていくようなものです。
介護宣誓式の中でも、介護宣誓学生の入場では、暗い会場の中を一緒に歩き出す友だちの動きを感じて、ぴったりと合わせていきます。灯りの動きを頼りに、相手の歩幅や歩くスピードを感じ、時には自分が合わせ、時には友だちが合わせてくれることで、心の距離も縮まっていきます。
これは介護の基本に通じます。美しい所作は、相手を配慮するこまやかな感性、相手を尊重したあたたかい気持ちから生まれてきます。学生のみなさん方は友だちとシンクロでき、とても美しいセレモニーでした。仲間を信じ、お互いのことを認め合う、優しい気持ちの芽生えですね。
ともに生きることとは、ともに活かしあう(お互いにお互いがより成長するよう活かしあう)ことであり、そのためには相手に合わせて一緒に行ってみることが大切なのでしょうね。
介護学生1年生は介護の基礎学習を終え、これからさらに専門的な学修に入っていきます。
そのちょうど中間地点に、本校では「介護宣誓式 Together with him」というライティング・セレモニーを開催しています。
厳粛な中にも、これからの介護福祉を支えていく明るい力強さがあり、とても感動的な儀式となりました。
複数回にわけてご紹介していきますね。
まず、淑徳大学の玄関では「巨大しゅくとくま」がお出迎えいたしました。
そして、教室の前では......
この日、1年間の基礎学習を終えた17名は、「明日への扉」を開けました。
介護に対するたくさんの思い、願い、「自分の目指す介護福祉士像」を掲げました。
今年のクラスのカラーは「オレンジ色」。クラスの花は「たんぽぽ」
たんぽぽの花言葉には、幸せ、まごころの愛、誠実、苦痛を癒すがあります。
学生のみなさんは、「私たちは、たんぽぽの花のように、道ばたでもたくましく花を咲かせ、綿毛となってあらゆる場所に飛んでいき、たくさんの方の幸せを支えていきたい」と言って、たんぽぽの花を選んで下さいました。
とってもすてきなことだと感動しました。
介護1年生の「幸せのとん汁」が同点1位でした!! じゃんけんで負けてしまい準優勝!!
たくさんのたくさんのみなさま、とん汁を食べて幸せになっていただけましたでしょうか?
心を込めて作りました。準優勝できて、私たちもうれしいです!ありがとうございました。
来年も、がんばるぞ~!!