こども学科 2019年度
みなさん、こんにちは。
今日はピアノのレッスン風景をご紹介したいと思います。
実習や実際の保育の場でピアノを弾く機会は多くあります。そのため、授業でも「弾き歌い」の訓練をしています。 本学では少人数のグループレッスンで、丁寧に指導しています。
今回の動画は入学してから2カ月半経った頃の様子です。 弾き歌いをしている学生は、ピアノに関しては初心者で、ゼロからスタートの学生です。
簡易伴奏ですが、ほんの少しの期間で、両手でしっかり弾き歌いできるようになっています。 素晴らしいですね。 皆さんもピアノレッスンを楽しみにしていてくださいね。
ちなみに、次回4月26日(日)のオープンキャンパスでは「感染症予防のための基本的生活習慣」というテーマで体験授業を行います。 昨今の新型コロナウイルスの流行に鑑み、こどもが集団感染を引き起こしやすい感染症とその予防について、日常生活でできることをご紹介いたします。
オープンキャンパスの開催に関しては、今後の情勢により開催内容の変更、中止もしくは延期となる場合がございます。 状況についてはホームページをご確認ください。
「自己表現・グループ表現」の授業では、「キャベツとあおむし」のパネルシアターを作成しました。
また、オープキャンパスでは、「やぎさんゆうびん」「くまさんどっち」「おおきなかぶ」を演じました。
写真は、学生それぞれが、工夫を重ね作ったパネルシアター作品です。就職後、作成したパネルシアターを使用するために、自分でパネルボードも作成しました。
今後、就職先の保育園や幼稚園でも活かしていけるといいですね。
こども学科の中西ゼミでは、子どもたちの運動あそびの志向、兄弟や友達との関わり方、年齢と遊びの関係などについて、観察やアンケートの結果をもとに追究しています。
11月の学園祭では、そうした学びをもとにして、「室内版フィールドアスレティック」を設営しました。
たくさんの子どもたちが、遊びに来てくれました。トランポリンや鉄棒、大きな風船などで、元気に遊ぶ子どもたちの姿が見られました。
「室内版フィールドアスレティック」だけではありません。体育館にはさらに、ラジオ体操やリズム体操、絵本の読み聞かせなどの遊びも用意しました。参加した子どもたちも、楽しんでくれたようです。
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
学祭の後には、研究レポートを書きました。
遊びを考えて展開し、そして実際に子どもと一緒に遊んだ後でレポートを書くことによって、保育や遊びに対する考えがより深まったようです。
12月になりました。
後期も後半となり、2年生はいよいよ学びのまとめの時期に入っています。
2年生後期にある「教職実践演習」という時間では、ゼミの各教員の指導のもと、教職に関するこれまでの実習の記録や実践を振り返り、保育者としての自らの課題を明確化しつつ、2年間の学びのまとめを行っています。
打浪ゼミでは、教職の振り返りに加えて、短大生活2年間の集大成として、自らの興味関心に沿ったテーマに基づいて「卒業レポート」を執筆しています。
打浪ゼミでは、前期は特別支援教育や障害児保育、保育におけることばやコミュニケーションに関する諸問題などを中心とした学びや実践を行っています。
前期に、保育に関する興味・関心の深いテーマについて一人ひとりプレゼンテーションをしてもらい、議論を行いました。それらを踏まえ、後期にそれぞれテーマをふくらませて各自で加筆し、「卒業レポート」として提出してもらっています。
2年間の実習の経験を一つひとつ辿っていくと、一人ひとりが選んだテーマとこれまでの経験は、密接に結びついています。
具体的なかたちでの保育実践の振り返りとともに、「卒業レポート」を記すことで、自分自身の保育観を確立させていく学生も多いようです。
今年も、それぞれの将来につながるような内容を持った力作が揃いました。
集まった「卒業レポート」は、自分たちで印刷・製本しました。
来年の春には社会にはばたく2年生たち。
ここまでの学びと振り返りを土台にして、卒業までの残りの期間で、さらに保育技術や意識を高めてくれることを願っています。
保育士選択必修科目の「子育て支援(地域と子ども)」では、講義だけでなく、児童館へ行ったり、保育園児と交流したり、子育て支援の実践者、認定こども園の先生に来てもらったりと様々な取り組みをしながら授業を展開しています。
11月26日(火曜日)は、近隣の保育園の2歳児と5歳児の計30名に大学まで来ていただき一緒に遊びました。 学生は、4名から5名の5グループに分かれ、それぞれのグループで計画した遊びのコーナーを作りました。コーナー遊びは、クリスマス・リース作り、ぽんぽん玉入れ、EEGラーニング・マテリアル(教育玩具)、ゆらゆらサンタ、米粉粘土コーナーの5つ。 子どもたちは、好きなコーナーに行き、学生のサポートのもと、製作や遊びに夢中になって楽しんでいました。
遊びの会の最後には、園児たちからお礼のお歌のプレゼントがあり、学生も「すごく勉強になった」「楽しかった」「癒しになった。早く現場の先生になりたい」と話し、有意義な時間が過ごせたようです。 保育者になったら、在園家庭のみならず、地域の親子に対する子育て支援の実践が期待されます。本日の園児との交流体験は、学生にとっても「子育て支援」の大切さを実感する良い経験となりました。 園児の皆さん、引率の先生方、貴重な機会をありがとうございました。