こども学科
例年とは異なる4月がやってきました。 在学生も、これから受験を考えている方も、学業に対して不安があるかもしれません。皆さんそれぞれに寄りそっていけるよう、学科としてもさまざまな方法を検討しています。今年度を、一緒にがんばっていきましょう。
例年であれば、学内や学科のことを少しずつ知っていく時期ですので、 それらに代えて、少しだけ、こども学科の紹介をしていきたいと思います。
■こども学科の教員はどんな人たち? 以下のリンクには、今年度の専任教員16人全員の紹介があります。 それぞれ、担当授業と専門分野、そして写真とメッセージが紹介されていますので、ぜひ一度見て下さいね。
・こども学科教員紹介
■来年度以降の入学を考えている人は? 2021年度の学校紹介パンフレットができあがっています。ぜひ資料請求してみて下さい。
・資料請求ページ
また、アドミッションオフィスでは、いつでも受験に関する相談に応じています。今後のことなど、ぜひお気軽に問い合わせてみて下さい。
・お問い合わせページ
2020年3月には新校舎が完成し、パソコンも新しく入れ替えましたので、教室環境がぐんとよくなりました。皆さんに、元気に通ってきてもらえるのを楽しみに待っています。 (打浪文子)
みなさん、こんにちは。
今日はピアノのレッスン風景をご紹介したいと思います。
実習や実際の保育の場でピアノを弾く機会は多くあります。そのため、授業でも「弾き歌い」の訓練をしています。 本学では少人数のグループレッスンで、丁寧に指導しています。
今回の動画は入学してから2カ月半経った頃の様子です。 弾き歌いをしている学生は、ピアノに関しては初心者で、ゼロからスタートの学生です。
簡易伴奏ですが、ほんの少しの期間で、両手でしっかり弾き歌いできるようになっています。 素晴らしいですね。 皆さんもピアノレッスンを楽しみにしていてくださいね。
ちなみに、次回4月26日(日)のオープンキャンパスでは「感染症予防のための基本的生活習慣」というテーマで体験授業を行います。 昨今の新型コロナウイルスの流行に鑑み、こどもが集団感染を引き起こしやすい感染症とその予防について、日常生活でできることをご紹介いたします。
オープンキャンパスの開催に関しては、今後の情勢により開催内容の変更、中止もしくは延期となる場合がございます。 状況についてはホームページをご確認ください。
「自己表現・グループ表現」の授業では、「キャベツとあおむし」のパネルシアターを作成しました。
また、オープキャンパスでは、「やぎさんゆうびん」「くまさんどっち」「おおきなかぶ」を演じました。
写真は、学生それぞれが、工夫を重ね作ったパネルシアター作品です。就職後、作成したパネルシアターを使用するために、自分でパネルボードも作成しました。
今後、就職先の保育園や幼稚園でも活かしていけるといいですね。
こども学科の中西ゼミでは、子どもたちの運動あそびの志向、兄弟や友達との関わり方、年齢と遊びの関係などについて、観察やアンケートの結果をもとに追究しています。
11月の学園祭では、そうした学びをもとにして、「室内版フィールドアスレティック」を設営しました。
たくさんの子どもたちが、遊びに来てくれました。トランポリンや鉄棒、大きな風船などで、元気に遊ぶ子どもたちの姿が見られました。
「室内版フィールドアスレティック」だけではありません。体育館にはさらに、ラジオ体操やリズム体操、絵本の読み聞かせなどの遊びも用意しました。参加した子どもたちも、楽しんでくれたようです。
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学祭の後には、研究レポートを書きました。
遊びを考えて展開し、そして実際に子どもと一緒に遊んだ後でレポートを書くことによって、保育や遊びに対する考えがより深まったようです。
12月になりました。
後期も後半となり、2年生はいよいよ学びのまとめの時期に入っています。
2年生後期にある「教職実践演習」という時間では、ゼミの各教員の指導のもと、教職に関するこれまでの実習の記録や実践を振り返り、保育者としての自らの課題を明確化しつつ、2年間の学びのまとめを行っています。
打浪ゼミでは、教職の振り返りに加えて、短大生活2年間の集大成として、自らの興味関心に沿ったテーマに基づいて「卒業レポート」を執筆しています。
打浪ゼミでは、前期は特別支援教育や障害児保育、保育におけることばやコミュニケーションに関する諸問題などを中心とした学びや実践を行っています。
前期に、保育に関する興味・関心の深いテーマについて一人ひとりプレゼンテーションをしてもらい、議論を行いました。それらを踏まえ、後期にそれぞれテーマをふくらませて各自で加筆し、「卒業レポート」として提出してもらっています。
2年間の実習の経験を一つひとつ辿っていくと、一人ひとりが選んだテーマとこれまでの経験は、密接に結びついています。
具体的なかたちでの保育実践の振り返りとともに、「卒業レポート」を記すことで、自分自身の保育観を確立させていく学生も多いようです。
今年も、それぞれの将来につながるような内容を持った力作が揃いました。
集まった「卒業レポート」は、自分たちで印刷・製本しました。
来年の春には社会にはばたく2年生たち。
ここまでの学びと振り返りを土台にして、卒業までの残りの期間で、さらに保育技術や意識を高めてくれることを願っています。