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医療事務・秘書コース 2020.02.21

【授業紹介】医療事務基礎Ⅰ~Ⅵ

 週4日は医療ドラマが放映されており、医療現場への興味が向いている感じがしています。いずれも医師や看護師がメインのドラマが多いのですが、医療従事者には臨床検査技師、臨床放射線技師、理学療法士などの国家資格取得者、そして病院の事務職員も含まれます。医療事務職は「病院の顔」と言われ、サービス業である医療機関では、最初に患者さんが会う人となります。医療事務職は受付・会計・診療報酬請求業務を行う医事課業務が中心となります。また、病院によっては看護部に属している医師事務作業補助者、病棟クラーク、病歴室でカルテ管理を行う診療情報管理業務なども大枠では医事課業務となります。

 「医療事務基礎」は、どの業務に従事するにも必要な基礎知識であり、医療保険制度等、医学概論、医学用語を含め、医師が記載する診療録(カルテ)をしっかり読解し、正しい保険請求を行うことができるよう、基本からしっかり学んでいきます。

 初めの一歩は、これ、読めますか? 書けますか?から。

例えば「鶏眼」、「鼻汁」読めますか? 「とりめ」、「はなじる」と読む学生など珍回答が続出し、教室が笑いに包まれました。これは「けいがん」「びじゅう」と読み、「うおのめ」「鼻水」のことです。こんな言葉は日常会話では使いませんね?  医療事務が難しいと言われることがありますが、法令用語も多く、日常的に使われる言葉ではないため最初は難しく感じ、私が宇宙人のように思うかもしれません。診療報酬(医療費)の計算も診療ごとに決まりがあるので、1つずつ丁寧に解説していきます。ですから、3か月後には皆さんもすっかり宇宙人の仲間入りです。初学者である先輩たちも、講義を受け、課題を重ねるうちに、試験レベルまでに到達できるようになっており、自分たちでも驚いていました。

「今はコンビューターがやってくれるから、手書きの計算なんていらない」と言う方もおりますが、確かにとても便利で楽になりました。でも、計算のシステムが理解できていないと、コンピューターに入力することができません。手書きの大切さはここにあります。

また、2020年4月より診療報酬(医療費)の改正が行われ、一番新しい情報を取り入れたオリジナルレジュメを作成し、授業を展開します。更に、医療現場が使用している点数表を使用し、解説を加えていきます。

 医療機関では、何かあれば患者さんは必ず窓口に尋ねてきます。その時に「わかりません」「知りません」などといった冷たい対応は医療機関の評判を落とす原因になります。笑顔で懇切丁寧に対応できるよう、患者応対を含めた講義を行っています。医事課業務は、医師等の診療行為に基づき、診療報酬の算定ルールに従って正確に請求することは、病院の収入源となり、医療機関の信用・信頼にもつながる大切な業務です。医療現場で即戦力となるため、「医療事務基礎」をしっかりと学び、更に「ICDコーディング」、「DPC概論」、「医療秘書概論」、医療経営にまで及ぶ「医療マネジメント論」へとステップアップできるよう、すべての講義が関連しています。また、「医療事務基礎」から「調剤報酬請求事務」、「歯科医療事務」、「介護保険請求事務」へも展開でき、調剤薬局、ドラッグストア、歯科クリニック、介護施設などへの就職の選択の幅を拡げることができます。

医療提供施設に働く者としての意識を高く持ち、しっかり学んでいって欲しいと思います。(医療事務基礎担当 水野)

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