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医療事務・秘書コース 2020.02.28

【授業紹介】「DPC概論」

みなさんは「DPC」という言葉を聞いたことがありますか?
医療に関する用語は、聞きなれない言葉や略語が多いですよね。DPCも聞きなれない言葉だと思います。実は、このDPCという言葉は患者さんにとって、お金と自分が受ける医療サービスに関係するとても大切な言葉なんです。

さて、DPCとはなんでしょうか?
DPCとは、新しい医療費の計算方式です。
国が定めた病名と診療行為の組み合わせによって、患者さんを約5,000種類のグループに分けます。そのグループごとに金額が設定されているため、患者さんはそれに合わせて医療費のお支払いをしていただきます(図1)。

chart1.png

今までの医療費の計算方式を「出来高払い制度」と言います。それは、診察で行なった検査や注射、投薬などの量に応じて、すべてを合計した医療費(出来高)が計算されていました。新しい計算方式のDPCは、それらをまとめた「包括金額」が設定されています。つまり、このグループだったら「1日何円」と決まっているわけです(図2)。
chart2.png

DPCの導入によって、病名や診療の内容に応じてどのくらいの医療費がかかるのか目安がつき、患者さんにもわかりやすくなります。そして、医療の効率化と透明化がはかれると考えられています。
DPCを新しく導入した目的は、

医療の質 (quality):良い医療サービスを受けたい
医療費 (cost):できるなら安い方が良い

これをどのように両立させるのか。難しい問題です。実は日本だけではなく、国際的に議論されている問題です。両立させるため、各国で「似たような制度」が導入され、日本ではDPCが導入されました。

医療は専門用語や略語が多く、難しいというイメージがあると思います。できるだけ分かりやすく、講義を進めてゆきます。一緒に学びましょう。(担当:降旗光太郎)



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