社会福祉コース 2018年度
8月17日に「板橋区肢体不自由児者父母の会」と共催で、
ドキュメンタリー映画「普通に生きる」を上映します。
(映画の概要)
『どんなに重い障害を持っていても、本人もその家族も普通に生きてゆける社会をめざす』
という理念のもと、親たちの努力で、ゼロから立ち上げた重症心身障害児者のための通所施設です。
映画は、2つ目の施設建設計画が持ち上がった頃からの5年間を追います。
私たちの多くは、障害者個々の「障がい」をよく知りません。
ましてや「人柄」に触れることができる機会を持てることも少ないでしょう。
そして、それに向き合い、受け入れ、共に生きてきた親たちや支援者の心の歴史もよく知らない。
積極的に知ろうとしにくい。
知ろうとすることが失礼なことのように感じていたりもする。
でも、知らなければ、始まらない。
知るところから、はじめてみませんか?
上映時間は90分。
開始時間は、10:00〜、13:00〜、19:00〜です。
入場は無料です。
事前連絡、画像にある入場券も不要です。
今回は共催なので、当日は、社会福祉コースの在校生が受付等をしています。
このチラシも学生が作りました。
ぜひ、お越しください!
暑い日々が続きますが、お元気ですか?
卒業生が遊びに来てくれました。
今度、研究会で事例発表をするので、その内容を指導してほしい、ということ。
良い援助をしているので、その素晴らしさが、周囲の人に伝わるようにどうすれば良いのか?を
一緒に考えました。
次の写真は、前回のオープンキャンパスの体験授業で話をしてくれた卒業生です。
ソーシャルワーカーのお仕事について、丁寧に話をしてくれました。
皆、悩みながらも楽しく働いているようで、本当に嬉しいです。
障害者自立支援施設 就労継続B型の「板橋区立前野福祉園」に見学に行ってきました。
前野福祉園は、知的障害のある方々のための「地域で働く場」であり、「自立生活へ向けたトレーニングの場」です。
みなさんが作業されているなか、見学をさせていただきました。実際の作業の様子の見ていたところ、なんと、利用者の方が「さをり織りの実演」をしてくださいました!ぜひ、見て欲しい!と言って、実演してくださったのです。
そのほか、この施設は、シフォンケーキやクッキーの製造販売もしています。「板橋のいっぴん」にも選ばれている、美味しいシフォンケーキです。今回は作っているところを外から見せていただきました。
後半の質疑応答では、
「利用者さんは、作業の内容やレクの内容は自由に選べるのか?」
「職員はどのような役割を担っているのか」
「売り上げはどのくらいあるのか?」等々の質問がありました。
職員さんは
「利用者さんたちは、毎日、仕事をするためにここに来ている」
「だから、仕事を切らさないためにも、販路の確保も、大切な仕事」
「職員は、作業を一緒にするだけではなく、見守りや促しも仕事のひとつ」
と、直接的な支援のみに視点が行きがちな学生たちに間接的な支援の重要性をも教えてくださいました。
なお、こちらのお菓子やさをり織りの製品は、高島平駅構内(都営三田線)のスマイルマーケットや板橋区役所内のスマイルマーケットで販売しています!
美味しいお菓子がありますよ〜!
今回のソーシャルワーク演習4(2年生科目)は特別講義でした。
「一人暮らしを選んで生きる」というタイトルで、
障害を持ちながらも一人暮らしをされている方から、お話を聞きました。
ここには書けない、重みのある言葉がたくさん出てきました。
質疑応答の中で、学生からは
「聞いた話を十分に消化できていないけれど・・・、聞くことができて、良かった」
「障害のある方の夢や希望に気づいて、支援できる人になりたいと改めて思った」
等の感想が出ました。
話を聞き、しっかりと考えていることが伝わってきました。
授業の後も、伺った話の内容について、考え、友人たちと話をしている姿がありました。
「もっと学びたい」という意見が出れば、次の機会があるとのこと。
さぁ、どうする?
短期大学部の近くにある特別養護老人ホーム「みどりの苑」に行きました。
「施設見学」と「生活相談員さんから仕事についてのお話」を伺いました。
最初に教室で、特別養護老人ホームについての概要を塩野先生にしてもらいました。
その後、移動です。
「初めて特別養護老人ホームに来た」という学生もおり
興味津々で見学をしたようです。
後半の質疑応答では
「入所のきっかけは、どのようなことが多いのか?」
「施設内の照明の色が、違う場所があるけれど、どのような意味があるのか?」
「利用者さんの食事は、どのような様子で提供されているのか」
「レクリエーションの実施状況と課題は何か」
「利用者さんの部屋割りの工夫について」
「喫茶室は、どのように運営しているのか」
等々、活発な質疑応答ができました。
相談員さん、施設長さんから、
「相談員とは、利用者の代弁者としての存在である」と教えていただき、
また、
「相談員の仕事は奥が深く、常に学び続けられる仕事であり、そこが面白いのよ」
と教えていただくことができました。
入学して、初めての施設見学で、
しっかりとした質疑ができたことに、今年の1年生、頑張ってるぞ!と感じています。
また、見学後は、ボランティアを希望する学生が、追加で説明を受ける場面もあり
次の学びにつながっている場面をみました。
次は、違う分野の施設見学に行く予定です。
たくさん、学びますよー。