コースの学び
福祉の専門家として地域や企業で幅広く活躍!
高齢者や児童・障がい者など、さまざまな立場の人たちを支援するソーシャルワーカーを養成します。本コースで所定科目の単位を修得し、2年間の実務経験を積めば、社会福祉士国家試験受験資格を取得できます。
ピックアップ授業
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社会福祉概論Ⅱ
現代社会の問題とそれに対する福祉政策のあり方、福祉政策におけるニーズと資源、社会福祉の根本となる思想や理念、社会福祉の歴史的変遷、さまざまな生活困難と社会保障の関係、福祉サービスを利用する人々の幸福などについて理解を深め、「社会福祉とは何か?」を思索する授業です。
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手話によるコミュニケーションⅠ
聴覚・言語障がい者は、「聞こえない・話せない」だけでなく、情報が得にくい、コミュニケーションが取りにくい、そのため人間関係を築きにくいなど、さまざまな問題を抱えています。これらの問題について理解を深め、手話を使って自己紹介や案内、接客などができる力を身につけます。
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ソーシャルワーク演習Ⅱ
グループワークでの実践を通して、クライアントと信頼関係を築くためのコミュニケーション技術(聴く・観る・伝える・書く・考える)を習得します。相手に安心感を与える声のトーンや表情、姿勢などを学ぶとともに、アセスメント(情報収集・課題分析)の技術を身につけます。
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インテリア・デザイン論
高齢者や障がい者が安全・快適に暮らせる住環境について学びます。建築物の構造や住宅改修などの基礎知識を習得し、普段生活している環境の中にあるバリアフリーを観察します。また、色彩が心に与える影響を理解し、カラーコーディネートによって生活に彩りを添える方法を学びます。
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障害者福祉概論
前期は障がい者についてのビデオを見て、感想を書いたり討論したりして障がい者への理解を深めます。後期には、障がい者を取り巻く環境や課題について学びます。実際にあった事例や先生の体験も聞けるので、教科書だけではないリアルな「障がい者の今」について考えられるようになります。
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社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
通常の授業よりも少人数で専門的な勉強をするゼミです。教科書を使わず、福祉施設の見学や施設で働く人を招いての講義、資料や文献を読むなど、多彩な内容で社会福祉の現状を知ることができます。クライアントのニーズに合わせた支援計画書や、卒業論文の作成の指導もあります。
2年間のスケジュール
詳しい学習スケジュールについては、カリキュラムをご覧ください
1年次前期の時間割例
mon | tue | wed | thu | fri | sat | |
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1 | 文学 | 共生論 | 介護福祉論 | |||
2 | 社会学 | ソーシャル ワーク演習Ⅰ |
手話による コミュニケーションⅠ |
社会福祉演習Ⅰ | 医学概論 | |
3 | 英語Ⅰ | ソーシャル ワーク総論Ⅰ |
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4 | 情報処理演習Ⅰ | 社会福祉概論Ⅰ | ||||
5 | 障害者福祉 概論 |
哲学 |
授業は少人数制のゼミが中心。座学で知識を学ぶだけでなく、学外の社会福祉施設に足を運んだり、ソーシャルワークに従事している方の講演を聞いたりする機会も多いです。
1年次後期の時間割例
mon | tue | wed | thu | fri | sat | |
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1 | ソーシャルワーク演習Ⅱ | ソーシャルワークの方法Ⅰ | 地域福祉論Ⅰ | 宗教 | ||
2 | 高齢者福祉サービス論 | ソーシャルワーク概論Ⅱ | ソーシャルワーク実習指導Ⅰ | 社会福祉演習Ⅰ | ||
3 | 英語Ⅱ | 社会保障論Ⅰ | 社会福祉概論Ⅰ | |||
4 | ソーシャルワークの方法Ⅱ | 福祉環境論 | ||||
5 | 心理学 | 障害者福祉サービス論 |
2年次は卒業研究がメインです。1年次の授業や学外活動、ソーシャルワーク実習で学んだことを活かして、各自が興味のあるテーマについてより理解を深めます。