新型コロナウイルス感染症予防について
ウイルスは自分自身で増えることができず、宿主の粘膜などの細胞に付着して体内に入り込み増殖します。感染症の予防対策としては、①消毒などによりウイルスをなくすこと、②ウイルスの感染経路を遮断すること、③自身の体の抵抗力を高めることが重要となります。
新型コロナウイルスの感染経路は、飛沫感染(感染者の咳、くしゃみ、つばなどと一緒にウイルスが放出され、近くにいる人が吸い込むことで感染すること)と接触感染と考えられています。また、直接接触しなくても、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、周囲の物に触れるとウイルスが付き、他の人がその部分に触れた手などを介して感染することもあります。
ウイルスは目に見えませんが、私達の生活環境の中に存在しています。継続して感染症予防を行っていきましょう。
予防方法と健康管理について
石けんによるこまめな手洗い
手指消毒手のひらだけでなく、手の甲、指先・爪の間、指の間、手首も忘れず丁寧に洗います。石けんで10秒洗い後、流水で15秒すすぐ、1回で残存ウイルスが手洗い前の約0.001%、2回繰り返すと手洗い前の0.0001%になるとのデータが報告されています。食べ物や顔に触れる前には、必ず手を洗うこと、手指消毒または手洗い後にどこにも触っていない手以外では、口、鼻、目などに触らないことが大切です。
マスクの着用
できるかぎり混雑した場所を避け、人と人との距離をとる
特に、「①換気の悪い密閉空間、②人が密集している、③近距離での会話や発声がおこなわれる場所」の3つの条件のある場では、感染リスクが高いと報告されているので注意してください。
普段の健康管理
十分な睡眠、適度な運動、バランスのよい食事などを心がけ、免疫力を高めましょう。
こまめな換気
風の流れができるよう、2方向の窓を1回当たり数分間程度、全開にしましょう。
適度な湿度(50~60%)を保つ
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。
また、心のケアも大切です。ストレスの状況が長引くと、誰しも心身が疲れ、バランスを崩しやすくなります。寝つきが悪くなったり、不安になったり、イライラしたり・・・、これらは誰にも起こりうる自然な心身の反応です。気持ちが楽になるよう、早めに対処方を見つけていきましょう。学生相談室では、カウンセラーが相談を受け付けています。
一人で抱え込まず、まずは相談してください。
<連絡先>
学生相談室 tk-gakuso@daijo.shukutoku.ac.jp
月~金(平日のみ) 10:30~16:00
感染をひろげないために
〇咳がなくてもマスクを着用しましょう。
〇毎日の体温測定、健康チェックを行い、発熱や咳などの風邪症状がある場合は外出を控えましょう。
〈参考ウエブサイト〉
厚生労働省のHP 「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q2-1
首相官邸HP「新型コロナウイルス感染症に備えて~一人ひとりができる対策を知っておこう~」
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
〈本学からの情報〉